アプローチのミスをピッチエンドランで減少

アプローチミスを減少させよう

こんにちは、revias golf静岡の望月です。

アプローチは球を上げて寄せるイメージが強く、ダフリ・トップのミスに繋がります。球を上げて寄せる打ち方はリスクも伴いますので初心者の方にはお勧め出来ません。

確実に寄せる為にピッチエンドランを覚えましょう。

寄せるクラブには何種類かあります。

PW(ピッチングウエッジ)
AW(アプローチウエッジ)
SW(サンドウエッジ)
中には52度~60度

ピッチエンドラン(球を上げころがす)に使用するクラブは基本的にPW・AW(48度・52度)などを選択するとピッチエンドランがやりやすくなります。

注意
サンドウエッジ(SW)56度・58度・60度といったクラブ選択をする事により球が高く上がりやすくコロがりが少なくなる為に距離感を合わせる事が難しくなります。

ピッチエンドランのイメージ

(例)カップまで10メートル
使用するクラブはピッチングウエッジ(Pw)

(絵の様なイメージでアプローチする事をピッチエンドラン)

使用するクラブによりキャリーと転がりの比率は変化します。

ピッチエンドランの基本的な構え方

  1. 球の位置はおへその前にセット
  2. スタンスの幅は靴が1足又は、コブシが1つ入る程度に広げる
  3. 重心位置は左右対称に [左足5:右足5] 重心の意識をおへそに持つと左右対称になりやすいです。

スイングのふり幅を時計の文字盤で例えます。

  1. 球の位置を6時とし8時までクラブを動かします。
    注意点
    A・B・Cを結んだ三角形を崩さず首の付け根を支点とし動く※イメージは振り子です
  2. 8時に動かしたクラブをA・B・Cを結んだ三角形を崩さずに首の付け根を支点とし4時まで振り子をイメージし振り切る
    注意点
    ※6時➡8時➡4時と頭の中や声に出して言う事でスイングに大切なリズム・テンポも身に付きスイングの安定にも繋がる

左右対称の動きでスイングする事と重心の移動はさせない事を
意識して練習しましょう。

三角形を崩し左肘を引いてしまうと球にクラブヘッドが届かない事で球の上の部分を打ってみたり、重心が右足に残り過ぎて球をすくう動きになると球の手前にクラブヘッドが落ちダフリやクラブヘッドが地面に叩きつけられた勢いでクラブが跳ね上がり球の上の部分を打ってしまう事になります。

アプローチには色々な種類がありますが、自分の一番得意なアプローチを持つことでスコアを良くする事にも繋がります。

魅力的なドライバーショットやピンに絡むアイアインショットの練習も大切ですが、スコアメイクに欠かせないアプローチは特に重要です。豪快にショットしグリーンを外しアプローチでミスしパーを取れず飛距離こそ出ないがグリーン周辺からが上手な方はパーを取るなどの経験をほとんどの方が経験しているのでないでしょうか。

ライバルに差を付ける場所はグリーン周辺から如何に少ない打数でカップインするかです。球を高く上げて止める打ち方は見た目は格好が良いですがミスのリスクも十分にあります。確実なピッチエンドランのアプローチを覚える事で、トップ・ダフリのミスも大幅に減少しアプローチにも自信が持てて来ます。

練習場では大きなフルスイングの練習ばかりでなく細かなアプローチの練習もしっかりとする事がスコアメイクやライバルに差を付ける一番の近道です。