アプローチショット

寄らない!ダフリ・トップなどの悩みを抱えるゴルファーが多いと思います。ダフリやトップの原因の代表的な事はカップに寄せなきゃ、球を綺麗に打たなければいけないと考え貴方自身本来のスイングリズム・テンポが変わってしまうからではないでしょうか?その他にも原因は複数あります。
まずは、自分自身のスイングリズム・テンポをしろう。

  1. 左右対称のスイング幅を心掛けましょう。
  2. 身体全体も一番スムーズに動ける力感
  3. スイングのリズム・テンポの意識を忘れず
  4. 自分自身がイメージしたままにミスをしても構わない
  5. 最後までしっかりとスイング(クラブを振り切る)

スイングのリズム・テンポが変わってしまう原因として、カップに寄せたい!ダフリ・トップのミスをしたく無いの気持ちから本来のスイングリズム・テンポでスイングできない為です。日頃の練習から体の使い方等も大切ですが、体の動きが良くてもスイングリズム・テンポが普段と違うとミスに繋がります。

このスイングリズム・テンポはアプローチだけでなく全てのショットにも言える事です。ミスをすると体やクラブの動きに意識が行きがちですが、もしかしたらスイングリズム・テンポのズレで思うようなアプローチやショットが出来ないだけかもしれません。

スイングリズム・テンポを掴む4つのチェックポイント

ポイント①

基本や基準となるリズムのテンポは3拍のリズムが定番

 1拍チャー・2拍シュー・3拍メン

3拍の時は、まず1拍目でバックスイング始動・2拍目でトップからダウンスイング・3拍目でインパクト

1. チャー

2. シュー

3. メン

他にも

2拍

1. タン

1. タン

2拍の場合は
タンで一気にクラブを振り上げ ②タンで振り下ろしクラブが
行きたい所まで行ってしまう事

4拍 ①イチ ②ニー③ノ ④サン
などの拍数がありますので個々に合う拍数を探してみましょう。

ポイント②

スイング中は両手グリップの握りの強さを変えない。グリップの力感の変化でリズムが変わってしまうとグリップをダウンスイング中に強く握ると腕や体に急激に力が入り加速してしまい、グリップを緩めると腕や体の力が急激に抜けてしまいクラブの動きに緩みがでる

※グリップを握りしめる・緩める動作を意識してわざと試してみる事も自分自身の悪い癖を見分けるポイントになります。

ポイント③

アプローチは小さな動きですので小手先だけでクラブヘッドを
動かしてしまいがちです。

悪い動き

※手先のコック(手首)だけでクラブを動かしてしまう

良い動き

※胸・両手グリップ・クラブヘッドの3点を同時に

3点を意識する事でスムーズな動きが出来リズムが作りやすい。

3点がバラバラに動いてしまうとリズム・テンポが悪くなる。

ポイント④

頭の中でリズムを刻むよりも言葉(声)に出してリズムを刻む事をお勧めします。頭の中で刻むとスイング中に無意識的に呼吸を止めてしまう、言葉(声)に出す事で自然に呼吸しスイング中リラックス出来る。

  1. 球に構えて息を吐きリラックス
  2. 息を吸いながら
  3. 吸い込んだ息を一気に吐き出す

2. 息を吸いながら

息を吸いながらバックスイング(クラブを振り上げる)すると不思議なことに息を吸い終わると息を吸うリズムに合わせてクラブは自然に止まります。クラブが止まった位置がトップとなります。

3. 吸い込んだ息を一気に吐き出す

吸い込んだ息を一気に吐き出す事でクラブヘッドがスムーズにフィニッシュまで止まらずに動きます。注意点は球に当てようとせずに一気に振り切りましょう。

注)息を吐きだす時の注意はハァ~と語尾を長く延ばしてしまうとトップで貯めたパワーがその場で抜けてしまい球に力が伝わらない。ハッ!といった感じに一気に吐き出す事によりトップで貯めたパワーが球にしっかりと伝わる。

ポイント⑤

最初は距離も決めずに一番クラブを振りやすいスイング幅でスイングする事が大切となります。

ここの一番スイングしやすいふり幅は何気なく素振りをしている程度です。クラブをここまで上げてとか考えずに行う。

スイングリズム・テンポは十人十色ですので色々試す事も大切です

その中で一番イメージが湧き出てくるリズム・テンポを繰り返し練習してみましょう。

スイング中のクラブの動きや体の使い方も重要ですがそこにばかり気を取られ一番大切なスイングリズム・テンポを忘れてしまう方が多くみられます。クラブの動き体の使い方が良くてもリズム・テンポが合わなければ安定したスイングにはなりません。

また、良い球を続けて打ちたい、綺麗なスイングにしたい等の気持ちは良くわかりますが、球筋や綺麗なスイングに拘りすぎて基本基準となるスイングリズム・テンポを忘れない事に気を付け練習しましょう。

スイングに悩み始めたらまずは体の使い方やクラブの動きの前にスイングリズム・テンポを見直す事で悩み過ぎず遠回りしないで改善できる事でしょう。